他人と思えなひ?

エヴァンゲリオンがブレイクした頃。既にネット探訪してたんですが、その時の書き込みで忘れられないのは、「(かなりの年齢にも関わらず)生まれて初めて恋心、覚えた。たとえ、架空の存在であろうと、そうなのであ〜る。だって、“ああ、これは、まぎれもない自分だ…”と感じてしまい、ドキドキ」みたいな感想に「なるほどなぁ…」なものがあったです。
NEON GENESIS EVANGELION 01 TEST-TYPE [DVD]
(しかし、先日。新聞で読んだライターさんなぞ、さらに猛者!
既に所帯持ちだったにもかかわらず、綾波レイに入れ込んでしまうあまり、夜な夜な、擦り切れそうなほど、録画ビデオをリフレインして、気絶するがごときに就寝。
果ては、彼女のコスプレした少女を前。思わず妻子を放り出し、駆け落ちすることすら考えた…」みたいなエピソードに、どひゃ〜〜っ! でも、ありえる…かも)
と、かくのごときは、ちと極端ですが、物語中。なぜか、無性に感情移入してしまう、ハマってしまう存在ってありますよね。
私なんか『エデンの東』を見て、なぜか、主人公のキャルこと、ジェームス・ディーンならぬ、お兄さんのアーロン側に感情の軸がいってしまい、なんか、本編の意図した場所からは随分、遠いところにいってしまった気がして、我ながらトホホ…
幼い頃、読んだ『若草物語』では、三女・べスに最も感情の重心がいってしまいました。
RPGだと、とかく、男性では、言動が可愛くない、ヒネたヤツ(FF6ではヴィンセントだったり、クロノトリガーでは、なんと、例の中盤ボス)と、女性では、滅びの匂いがするキャラに惹かれてしまいます。クロノなんか、なんとかサラと再会したくて、全エンディングにチャレンジした、大タワケだったりしてね。たはは…
やっぱ、どこか何かで「似たものをもった相手」が、つい、気になってしまうのは、ほとんど法則にも近い、のかもしれませんね。