地域や家庭で、イロイロ

全国を転々としてると、言葉がそうであるように、ジャンケンの掛け声を筆頭に、トランプや鬼ごっこのローカル・ルール、なわとびソングのディテールまで変わるので、ちょっと面白いなぁ…と感じてしまいます。
松飾りもそうですよね。土地の習慣に習い、地域で売ってるものを、周囲をキョロキョロしながら、つけるのも、なかなかに味だったりします。（最初は、買ってはきたものの、どちらが上でどちらが下なのか、ハタ？　ちょっとした謎だったりしてね）
そういえば、学生だった頃。みなさん、それぞれの地域から集まってきてるので、お雑煮の習慣が思いっきり違い、論議が沸騰することしきり。
中には「はいはい、ウチは白味噌にアンコロ餅ぃ♪」と嬉しそうに答えた子が、大反響を巻き起こし、ほとんど竜巻状態。周囲がギョエ〜〜ッ！と、のけぞり、それを見て、当人は必死で「１度、騙されたと思って食べてみてよぉ。美味しいのよっ！」と懸命に叫んでたのが印象に残ってるのですが…　ありますよねぇ、そういうのって。
オウチにいた頃は、両親が、それぞれの実家での「年末年始」というか、ささやかな回顧エピソードを語りあってるのが、なかなかに、ほのぼの風景で楽しみでした。
小学校時代、仲良しだった、近所の友人宅なぞ、父君が、クルマを熱愛するあまり、当人は下戸なのに、お正月には愛車に、お神酒をふるまってたし…
思えば、いろんな松飾り、つけたなぁ…　しみじみ。