集団のもつカラー

はじめて、それぞれが“所属する集団”によって確実にカラーめいたものがあるなぁ…と感じてしまったのは学生の時。(高校までは制服なので、見た目にも、より明快だし)
学部が数個もあると、それぞれの建物で、男女比のみならず、な〜んか「空気の色の差」めいたなものが違いますよね。教養にいた頃も(たとえ、同じ語学でも)「…ん、なんか、いつもと雰囲気違うような…」と思ってたら、やっぱり教室、ひとつ間違えてて、思わず飛び出してしまったことあったのでした。思わずポリポリ… 
だからって、各自をとりだし「さぁ、どこの学部か当ててみよ〜〜っ」されても、いまひとつ??なことが多いんですがね。あとで、「じつは*学部でした」と言われると、「あ〜あ〜、なるほど。そういえば…」と妙に納得してしまうのは、血液型云々にも似たものがあるのかな? これもまた、人間心理ですよねぇ。
ちなみに私が学生時代を送った街は、学校自体。うんと少ない上に、地元っ子が多く進学してる事情。街の人も、たいへん親しみを感じ、なにかと話しかけてくるんですよ。
「どこの学校か当ててみよう。ついでに学部も…」と、けっこう、その手の会話がお好きでして… な〜んか私は、9割以上、先生の卵に見られて(しかも、幼稚園か小学校方面の)「ふむふむ。そういう感じに見えるんですね…」と妙に納得してしまったのでした。「じつは…」するのが、大変、恥ずかしかったですが。(アングリされるので)
ってのも、秋葉原を歩いてると、妙に懐かしいのはなぜ?と考えてると、そういうことに、ふと思い当たり、ニヤニヤ。都市部になると、街、街、沿線ごとに「カラーがある」ってのも興味深い部分でして… このあたりもエブリデー、感心しまくりな今日この頃。