夜の訪問者

noho_hon2004-11-21

おもえば、はじめてトトロの家、みたいなオウチに移り住んだ6歳の時、本当に驚きました。だって、それまで「そっくり外国を再現した!」みたいな場所で暮らしてた分、よけいに!
第一。田んぼが珍しくてたまらなかったんですもの。きわめて古い日本の家屋であった分。土間はあるわ、五右衛門風呂だわ… 隣のおうちの障子(とくに、模様な切り紙で修復してる技に感心)に見とれ、チャボに見とれ… すっごぉ〜い
日もとっぷり暮れて、窓にこのようなヤモリちゃんがはりついてるのを見た時は、かなり「キモを潰した!」ですが、母が「あれは、家の守り神様なのよ」とニッコリ笑うのを聞いて「へぇ〜〜っ」。
庭の木に「やぁ…」とばかり、青大将クンが巻きついてた時は、それこそ、腰を抜かしそうになりましたが、「蛇は、神様のお使いなのよ… 特に、白いのはね」と母に言われると、「そうだったのかぁ…」と感心。また、その認識を改めたり…(単純)
ヤモリちゃんも、眺めってると、けっこうユーモラス。次第に「愛しくなって」しまうんですよね。(いまだ、オモテから見たことない)眺めてると、時折。彼女を連れてきたり、なかなか「やるぅ…」。思わず心待ちにしてしまうのでした。