散歩道の効用

日常に、ひとつ「お気に入りの散歩道」があれば、「それだけで幸せになれる?!」ってのは、どこかで聞いた、誰かの説だけど、「それって、本当だなぁ…」と実感であります。上記の発見、じゃないけれどね。
いや、別に実際の通りでなくても、それが、ネット横丁でも、ゲーム世界でも、映画やドラマ、人であっても、同様。そこで、ナニガシの発見するのが嬉しくて、その、プチ旅行のおわりには、ささやかな日常が2倍3倍にも輝いて感じられる部分が、醍醐味のひとつ。
そういえば、いつもの碁会場の前では、新たに野菜まで売り始めました。びっくり。
パン屋さんやクリーニング屋さん、美容院、等々の前を通ると、特有のにおいがして、それもまた「いいなぁ…」と思ってしまふ。本屋さんの、新しい雑誌の匂いも、新学年の教科書みたいで、ちょっとイイですよね。
ホームドクターのお医者さんは、なかなかに小粋な趣味人で、お若いのに、休憩時間になると、野生の切り株を彫るのが、趣味みたいで… その姿、見るたびに感心。面白いなぁ。前世では、猿田彦だったりして(うそうそ)
ある時間帯や、ある日になると、高速へと続く通りが。バス停前や、金融機関、キャッシュ・コーナーが、怒涛の混みようになったり、なぜか、お茶の発売日には、シルバー世代が元気に行列してたり、ベビーカー族わらわらな時間帯があったり。その波による街角の“表情の差”は、何度みても新鮮で、へぇ〜〜っと思ってしまいます。
小中学生が登下校する風景も、うんと好き。他愛ないお喋りしつつ歩いてる姿は、なんだか、とても生命力に満ちてて、キラキラ。その光の粉に包まれた姿。遠目に眺めてるだけで、なんだか無性に心癒されるものを感じるほど。
私も、誰かの散歩道になれる…かな?