遠距離・2

あまり、声を大にして「遠恋どぇ〜す」と胸をはれない、かぎりなく片想い。一方通行ではあったものの(なにせ、相手の筆不精ぶり、筋金入り)「もう、望みは無いかもしれないけれどなぁ…」と思いつつも、学生時代。他愛ない話を綴って、高校時代のBFに送り続けるのが好きでした。
それこそ、周囲の人間からはボロボロに言われまくり、「考えてみぃ。彼女おらんはず、無いじゃん」「やめれやめれ」の大合唱。
写真立ての写真なぞ、意地悪して、伏せられてしまうわ… んも〜〜っ!だったんですが、今にして思えば、これが周囲に、ある種の安心感をもたらし、逆に、人を呼んでる部分あった?のかも。あるいは『木綿のハンカチーフ』状態な予感を、不憫に思い、な側面もあったんだろうなぁ…
だけど、そんな“あしながおじさん”状態に、じつは私自身。随分、救われてたのかもしれません。たとえ、応えてもらえずとも「報告したい相手がいる」だけで、なんて幸せ。
きっと、ジョディも、こんな風にハッピーだったように思われて