瓢箪から、トモ

それこそ、究極のケースなぞ、結婚で大阪を去る半月前。た〜またま、喫茶店で、隣に座ったレディが、マスターと「今ねぇ。こんな家具、探してるんだけど… なかなか見つからないのよぉ」みたく話してるのを聞き、「ひょっとして、見ます? そして、気に入ったら、持って行きます?」ってな、我ながら大胆不敵な提案をしたのが縁で、思いっきり意気投合。
御近所だったので、夜の街を、2人でヨイショ、ヨイショ… と抱えて移動したりしてね。
結果。「せめて、お礼に食事にきてくださいよぉ」ってな展開になり、最後の頃には、シモベたちを呼び(地域のマドンナであった)送別会までしてくれるわ、部屋が荷物で埋まる頃には、泊めてくれるわ… 最後に「じゃあ」と、早朝の坂道で、手を振り別れた時の、ピカッとした笑顔が、あまりにも素敵で「…こういうこともあるんだなぁ…都会でも」と、いたく感心した記憶あります。
父の無二の親友なぞ、異国で出会い、短い時を過ごした間柄なれど「あれほど、馬のあう相手は2度と再び会えなかったね…(早くに亡くなられたのだそう)」とのことでしたから、案外。そういうものなの、かもしりません。
縁は奇なもの味なもの?! ちょっと、面白いですよね。