無駄のハピネス

思えば、学生時代最後のこの季節。卒論に加わり、新・社会人としての研修も入り、はてに「引越しもあるでよ」にクラッ。途方もなく忙しかった!記憶あるんですが、しばし、(研修のため)ホテル暮らしをして感じたのは、部屋に戻ってきて、「あ〜〜っ、やっぱ、無駄があるものがイイ…」ってことでした。
アチコチに点在する、オトボケぬいぐるみの愛しさときたら… ぎゅうっ。
大阪に行って、どひゃ〜っ!と見上げるビルの高さに感動し、松山に戻って、空に広さに感動おぼえ… (なんて、お得な性格?!)
それに、夜もふけてくると、下から「ねぇ〜〜っ、夜食に、釜揚げうどん食べにいかん?」と、お誘いの声がかかるのも、なかなかに味でね。
まるでタライみたいな巨大容器に入った(はじめて見た時は、タマげた)讃岐うどん食べて、ドーナツ食べて、ゲーセンで騒いで… また、深夜まで延々と卒論書き。でも、それって、往年の男性陣の煙草タ〜イム、じゃないけれど、その分、無駄時間がピカッと輝いてね。「…いいなぁ…」と感じた記憶あります。
時折、スーツケースひとつの持ち物で、いつでも、ふらっと旅立てるぐらいの分量で暮らせたらなぁ…と憧れつつも、こんな無駄に満ちた暮らしも素敵だなぁ、と再確認してしまったりして。
山のような食玩、らぶらぶ。