気分をかえて…

noho_hon2005-03-23

ふと思いたって、それこそ外出時は、地域の運動会の時ぐらいしか着ないパンツ・ルックになってみたのですが、なかなかに「経験として新鮮!」でした。
だって、素朴な話。姿勢から歩き方まで、全然、変わる!んですもの。これって、男性には分かりにくい感覚…かも。
スカートの時は、気分的に、ちょっとふわふわ歩く感じですが、パンツスタイルになると、背筋もシャキーンと、大股ですっすっと歩く感じですもんね。第一、速度からして、違〜う! 歩きからチャリに、場合によっては、車になったぐらいの差だわっ
特に興味深いのが「見える景色が変わる!」こと。(考えてみると、歩きの時と車とでは、同じ景色でも、全然、違った風に映る… あれに近いものがある、かも)
そういえば、ユーミンが、少しでも若い人の気分を知ろうと、スキーをスケボーに変えただけで、「ピンとくる音楽が全然、違ってくるので、感心した」と語ってて「へ〜ぇ」だったのですが、それって「分かる!」気がして。
し〜ょもない事ですが、今や世間の過半数は、老いも若きもパンツ派、なんですね。いや、漠然とは感じてたのですが、改めて「…そ、そうだったのか!」と感心させられるものがあったのでした。急に、現実に、ピントはっきりくっきりで、どひゃ〜〜っ!
あるいは、女性の場合、身辺にあるもの。特に、身につけてるものの気分で「世界を見てしまう」傾向アリ…なのかもしれません。
だって、髪が長かった頃は、自然とロングの人に目がいったし、カジュアルな格好してる時は、そういう人が目につき、キチンとルックの時は、同じようにキチンとさんばかり見ていたような気がして… うむむのむ。
制服の効用、じゃないけれど、改めて「形から入る」ことの威力を実感。
この界隈は、結構。シルバー世代も多いのですが、年配層なぞ、ほぼ9割9部、パンツルックですもんね。濃い色、化繊のゆったりパンツに、ウォーキング・シューズ。ゆったり上着が、お約束。そして、帽子着用率、やたら高し!ってのも特徴のひとつ、でしょうか?
それがベビーカー族あたりになると、オシャレに着こなすジーンズが、ほとんど制服の感で、「へぇ〜〜っ」なものがあったりしてね。そして、さらにヤング層になると、同じジーンズでも、足元とか、小道具類が、うんと“今っぽく!”て、やるぅ…
漫然と、“いつもの格好”をしてると、見えないものが盛りだくさんで、日常でありながら、半ば旅人気分に、にんまり、でした。
こういう、意外な発見があるので「ちょっと、何かを変えてみる」のも、味だわん。