タイムリー

noho_hon2005-04-19

なにかと、「最初のもくろみ通りにいかなかったよぉ。トホホ…」な感の報道がなされてる愛知万博ですが、これに刺激されて、数ある万博の中でも、なぜか大阪万博が見直されてる… ってエピソードが興味深いなぁ、と感じました。
ある方は、大阪万博を小学生の時、経験し、大感激!
おもわず同じ年頃の子供を万博に連れていったら「すごく面白かった〜ぁ」と言うのを聞いて、大満足したみたいですが、「どうも、“そういう年齢”ってものがあるらしい」との見解に、ほ〜ぉ。
実際、大阪万博の時も、ある一定の年齢以上で経験した人は「もっと、醒めていた」のことで、これにもうなずけるものがあったです。
たとえば、大ブレイクした作品。ヤマトにしろ、ガンダムマクロスエヴァにしろ、7歳で見るのと、17歳、27歳で見るのとでは、全然、印象が異なると思いません?
個人的には、中学生ぐらいの時。周囲の文学少女達が、なぜか太宰文学に、次々と夢中になり「へぇ〜〜っ」だったのですが、親が「あれも、ちょっとしたハシカみたいなものだからねぇ…」とクールにコメントするのを聞いて、思わず引いてしまうことしきり。つい躊躇して、真面目に読んだのは、な、なんと、大人になってから。
すると逆に、“もっとも、旬な時期”、というか“ハマり頃?”みたいなものを過ぎてて、いまひとつ、熱くなり損ね、「うう、やっぱり、思春期の頃に読んでおくんだった…」と後悔することしきり。
だって、フラメンコや、ある世代の社交ダンス。冬のソナタ現象(韓国ドラマは、往年の少女漫画だぁ!)じゃないけれど「若い頃、多感な頃に、既に道がついてるもの」って、結構。一生、楽しめますもんね。
私としては、映画やドラマを見始めたのや、文章を書き始めたの、洋裁に燃えたのって、むしろ、結婚して以降… なので「なにごとも、“遅すぎる”ってことは無いんナ」とも感じつつ、
やはり、往年のCMじゃないけれど「食べたい時が旨い時」なのかな?と思ってしまったのでありました。