『電車男』のように

きくところによると、映画も結構。評判イイみたいだし…　ドラマもはじまる模様。その設定の斬新さから、海外でも既にワンサカ、配給が決まってるそうで…　ますます波紋が大きくなってますね。
Ｒ２５で、はじめて、その噂を知り、ログを読んで感心した時。なにげなく「これ、映画化もドラマ化だっていけちゃうよね〜っ。その時は、配役。誰にしよ」と噂して遊んだですが、まさか本当になってしまうとは…　ビックリ。
でも、思えば、ネットが無かった頃。これって青春の「最も盛り上がるシチェーション」だった気がします。
たまり場の常連たる、初心な子が「好きになってしまったんだよぉ…　どうしよっ」と相談をもちかけ、みんなして、思わずムンク。
一同。ひと呼吸して「ま、まずは、床屋にいきなさい」「ジャージーにサンダルはやめて、せめてジーンズを…」とか、それはもう、燃える燃える…　次に、本当に振り向いてくれる奇跡が発生したら、今度は、まさに「飯タノム」ですもんねぇ…
やったねやったね、とボカスカ叩きつつ、みんなして、知ってる限りの店をあげて、作戦会議にウンウン。お嬢様があげたオシャレな店を「それでは、緊張のあまり石になってしまいますぅぅ。月の後半、餓死しますってば」と貧乏学生が反論したり
誰かが提案した、じつに庶民的な店に「それでは、あまりにもムードなさすぎ〜〜っ」と女性陣からのブーイングが発生したり…　等々。
モテ男君の小技伝授に「それ、無理…」とぶるんぶるん、なったり、「キャラが違うよ、キャラが…」と、周囲が、たしなめたり。
その報告を待つワクワクに、いつのまにか、ギャラリーが増える増える…　このあたりも一緒ですよね。応援団なのか、玉砕期待団なのか…　でも、うまくいった時は、ぎゃあぎゃあ騒ぎながら、悶絶して大喜びするあたり、たしかに、ウリだわ。
周囲をとりまく環境こそ変わっても「面白いもの」「ワクワク、ドキドキさせるもの」の根底は、一緒なんだね。しみじ〜み。