されど衣装

noho_hon2005-07-25

先日『世界一受けたい授業』を見てたら、数学の秋山仁先生が着物を着てて、(初めて見たっ!)その、あまりの似合いっぷりと、雰囲気のパワーアップぶりに、ふつふつと感動おぼえました。
偶然だけど、その全く逆バージョン。ギター侍こと、波田陽区が、アロハシャツが出てるのを目撃したんですが、思わず「…あれれん?」 その、あまりの凡庸さに、思わず、ずるっ。
とくに芸人さんの場合。その効果が顕著!だと思いません?
たとえば、横山やすしの印象は、故人となって久しい今も、いまだ、強い印象でそっくりさんが人気を集めてるほどですが、その特徴はトレードマークともいえる、例のスタイルにあった気がします。
あの細身にフィットした、カッチリ頭と服、眼鏡。キレのいいスピーディな動きと口調、私生活、の破天荒さがアンバランスで、独特の味、なんですものね。逆に私生活での「ボートに乗ってるときの船長さんルック」映像では「当たり前すぎて、つまんない…」と感じてしまうほど。
ゲッツの彼も、あの派手派手・背広と、デカデカ・蝶ネクタイでなければ、決まらなかった気がするし、今をときめくヒロシにせよ、例の哀愁のホスト・ルックでなければ、可笑しみも半減しそう…
本日は、きちんと行事があったので、そういう格好をしていったんですが、やはり、着ただけで「そういう気分になる」し、背筋も伸びるのが不思議不思議… 帰宅して、普段着になった時のホッとした気分もまた格別だしね。
たかが、服。されど、服… しみじ〜み
コスプレイヤーさんのキモチ。すごく分かるような…)