誰にウケたい？

先日のTVチャンピオン「ガラスアート王選手権」、見ごたえありましたね〜〜っ。ほとんど「イッツ、ミラクル」の一言。
でも、みんなして、ある一線を超えてる技術力の持ち主だけに、そのジャッジを「あえて、一般の人が下す」部分に「なるほどなぁ…」と感じさせるものがあったです。
前も創作勝負の時、感じてしまったのですが、こういう場合。「アッと驚かせて、圧倒する」か「より分かりやすい」ものが有利ですよね。
（ちなみに前者の筆頭が、岡本太郎。後者は、ほとんど昨今のエンターテイメント世界全般に通じてると思いません？　書籍とて、明快なものほど大売れしてるしぃ）
特に前半戦。ものすごい技術力の持ち主であり、パイオニアのあまり、選手たちが、ある秘伝の技をくりだした時なぞ、対戦そっちのけで「見学に来る」ほど。その方が、「一般うけ」ではなく「自らの美意識を徹底追及した」がゆえん。最初に敗退してしまったのを見て、よけいに考えさせるものがあったです。
だけど、連覇をとげた先生。キャラもナイスで、風貌が雰囲気だっただけに、ますます、学校の広告塔として人気になりそうですね。次の欠場は、周りが許してくれない…かも