『真昼の死闘』

全然、期待が無かったせいか（すみません）、えらい「楽しかった！」です。思いがけない収穫気分♪
なんともユーモラスな西部劇。きわめて男臭〜い荒野の似合うロンリーウルフで、儲け話にしか興味ない、ならず者なのに、どこか純情で人のイイ彼に、クリント・イーストウッドが。
世間知らずで一本気なのに、少々オテンバで、ハジけたシスターに、シャーリー・マクレーンが扮し。ひょんなことから「助けたこと」から、すちゃらか珍道中（！）が始まるのですが…
な〜んか、全体のテンポが、すっトボけてて、愉快。なんとも味、なんですよ。
それに、かくも長持ち俳優さんで、いまやビッグネームであらせられる分。こういう若い時代もあって、バリエーション豊かに出演してるんだなぁ…　「なんか、イイなぁ」と、感じてしまいました。
かたや『ミリオンダラー・ベイビー』に監督＆主演して、アカデミー賞を総ナメにするわ、かたや先日より公開の『奥さまは魔女』で、例の名物ママンに扮したり…　現役バリバリ！だけに、そういう意味でも、興味深さ、倍増。