ワープなランチ(?)、パート2

noho_hon2005-08-23

またまた、蒸し暑さのあまり、食卓で世界旅行して(!)しまいました。
エスニック(ナシゴレン)と日本食(蕎麦)… 「組み合わせとしては変だけど、両方、食べた〜い!」ってなことで、勝手な願望を叶えられるのが、家庭料理の醍醐味でございますぅぅ。
ちなみに左は、お気に入りのダンスクのお皿で、右は栗原はるみ、ゆとりの空間の、うんとうんと初期作品である、ボウル…(存在感ありまくり!皿の脇では、案外。こういうアッサリ系がなじみますね。…発見)

 ピアノマンの正体、判明

蓋を開けてみると、かぎりなく「な〜んだ」というか「…やっぱりね」だった、ピアノマン騒動 
でも、それをとりあげる周囲のリアクションが、おかしかったです。「やっぱり最初から、変だと思ってたんですよぉ」と、急に掌返した態度に、思わずプププ…
今にして思えば情報不足に加え、「あの(やたら、映りがよすぎる)写真」が、すべての「妄想を加速させた」ように思われて。
映像のもつ影響力、おそるべし! …ちょっと、うむむなものがありますね。

 やっぱり、違うね

なんだか、えらく話題になってますね、はてな社長さんの周辺…
ことに先日。我家でも、ダンナさんが爆笑しつつ「読んで読んで…」と薦めてくれただけに、にまにま… だったのでした。
ちなみに、我家では、飲み物の件(「はてなは、飲み物も変だ」の図)と、この整理棚のセンス(特に、ラベルのネーミングに注目!)に、ウケまくりっ!

 『西の魔女が死んだ』

西の魔女が死んだ (新潮文庫)
あらすじは、というと… その感受性の強さのあまり、学校へ行けなくなった中学生の少女。「まい」が、英国人である祖母のもとで、日々をすごし、その“ゆっくりとした、丁寧な暮らし”と交流の中で“魂を再生していく”珠玉の物語…
もともと児童文学者協会新人賞、受賞作品ゆえ、洗練された、平易な文章。ディテール描写のみずみずしさと、輝きにあふれた世界観に感心してしまいました。
リアルさとファンタジー要素が、実にうまく共存してる部分が秀逸。ことに、死と真正面から向きあって、ここまで余韻の爽やかな物語が、かつて、あったでしょうか?
個人的には、ごく自然に「スローフード」とか「エコライフ」を実践してる祖母と、時代の子として、いっとき、そんな母親のライフスタイルに反発した娘(まいの母)の構図に、なにやら『大草原の小さな家』のローラと、その娘(先に、作家として成功)ローズの図を見るような気がしました。
それに、魔女って部分のニュアンスも素敵。ごく自然に超常現象と向きあう、ご先祖様のエピソード等々に、なぜか、ネット時代のランディさんの披露してくださったエピソードが連想されてならず「ああ、彼女もまた、魔女の末裔、だったのかもなぁ」な〜どと感じてしまったのでした。
特に「ああ、最近。ちょっと、心がお疲れ気味だなぁ…」って方に、とくにお薦めです。
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『夢見る毎日』「梨木香歩著「西の魔女が死んだ」」
『セシルの週末・もしくは映画日記』*西の魔女が死んだ*