二役モノの不思議

Love Letter [DVD]
そういえば、韓国で大ヒットした日本映画は、岩井監督の『Love Letter』だった記憶あるんですが、あれも中山美穂が、二役を演じて印象的でしたよねぇ。って、この場合。微妙な謎解きをかけてたせいか、わざと、分かりやすくしすぎない(!)ツクリが、それなりの狙い目かな?とも思わせたんですが。
どうして、こうも人は「もうひとりの自分」っぽい要素をもつものに心惹かれるんでしょうね。個人的に、『ふたりのベロニカ』を初めて見た時なぞ、その映像センスともども、胸のドキドキが止まらなかったし。
なぜか天才の紡ぎだす物語には、不思議と双子が印象的な登場をすると思いません?
村上春樹モノなぞ、きわめて、よく出てくるし、『シャイニング』『ツインピークス』『モスラ』(!)等々… たしかに、そっくりなふたりが、神の啓示っぽくメッセージを伝える感じは、視覚的にも聴覚的にも、大きなインパクト。
あるいは、誰しも心のどこかで、そっくりさんには、無性に心騒ぐようプログラムされてるのかもしれません。不思議だなぁ…
本日のトラックバック
CHIKOさんの『気ままに★まぁるく』「韓国映画 「ラブストーリー」」