魅力のもとは、アンバランス?

最近、テレビをみると、なにやら、くりぃむしちゅー、出まくってますよね。ボキャ天時代の、海砂利水魚な頃から知ってる身としては、意外や意外。私。正直いって、彼等が、ここまで「お茶の間の顔」になるとは、思ってもみませんでした。
でも、考えてみると、タモリに、とんねるず、たけし、と、出てきた当初は、かなり「要注意な存在」っぽかったみたいですから、意外と、そういうものかもしれませんね。
でも、うんと人気が出る方って、「少々、アクが強いかな?」ってぐらいだったり、どっかアンバランスな部分がある方ほど、いったん、勢いがつくと止まらないと思いません?
石川三千花だったかな? ジョディ・フォスターのこと。あの知的な顔と、宝石のような瞳。そして、愚鈍ともいえる、どすこい・ボディ(!)とのアンバランスが素晴らしい、と評してて「へ〜ぇ」と感心してしまったんですが、それって、山口百恵にも通じるものあるかも。
最近では、『天国の階段』で人気をはくしてる、グォン・サンウの、鍛えた身体と、ちょっとお茶目な表情とのアンバランスが、実にイイなぁ、と思ってしまいます。って、これは、ある意味でタッキーにも通じるものあるかな? あの完璧に近いような、美少年フェイスと、がっちりボディの意外性が、魅力をさらなるものにしてる、ように思われて。
マリリン・モンローにせよ、パーフェクトなまでにセクシーな身体と、まるで砂糖菓子のような、はかなげな印象ゆえに、人気が永遠たるものになってるんですものねぇ。
嘘かマコトか、鳥山明とか、柴門ふみって、出てきた当初。「君の絵は、癖が強すぎるから、プロには向かない」と編集さんから、こきおろされたそうですから、意外と、最初は、規格外に思われるものほど、当たるとデカいし、長持ちするのかもしれませんね。