ささやかな発見

ある時期。手作りのワザを覚える経験をして、興味深いなぁ… と感じたのは、うんとビギナーな頃は「ああ、上達すれば、(お店に並んでる)あ〜んなのも、こ〜んなのも、作れちゃう?!」との期待に胸膨らませ、ワクワク… だったのですが
場数や経験を重ねる内、思わぬ変化だったのは「これは、プロにお任せしよう」の境界線が見えてきたことかもしれません。
だって、変な話。素人がいくら逆立ちしても、「プロ(の技術とセンス、渾身の企業努力によるコストダウン)には、太刀打ちできない」んですもの。白旗、パタパタ…
評判になったもの。質問が集中したのは、決まって「売ってそうにないもの」なのが面白いなぁ… と感じてしまったです。
逆に、シンプルすぎて、あるいは、マスの対象ではないので(9号や11号サイズ、流行ではない。個人の趣味、炸裂!ゆえ)お店には置いてないもの。そういうローカルなものほど「お願い、作って」と、熱烈な声が寄せられる率が高く「へ〜ぇ」。
じつは、「むかうべきベクトルは(市場とは)逆」だったのですね。
「作るなら、売ってないもの」「個人の都合に合わせまくってるもの」
今でも、合言葉…、かもかも。