演出過剰?!

noho_hon2005-05-24

なにやら『プロジェクトX』が取材先ともめてるようですが、偶然。その問題になった冒頭部分を見たんですよ。
その時「あ〜〜っ、この卒業生。この番組を見て、かなり複雑な気分になっただろうなぁ。ハタシテ、喜んで自慢して回りたい気分になったかしら?
特にビフォア、アフタの、ビフォア時代に在校した方なぞ、かなり気を悪くしそう… (学校側も)よく許したなぁ」と感じた記憶がある分「やっぱりぃぃ!」なものがあったのでした。
そういえば、「なぜ、謎の魚は最終日に釣れるか?」みたいな記事に、思わず吹き出してしまったんですが、ありますよね、そういうのって。(暗黙のお約束部分?) バラエティ番組で、コトが起こるのは、必ず「諦めかけた、その時ぃ!」だし…
たとえば、ダイエット成功記事で、ビフォア写真は、明らかにどてっと立ってて、どよよん顔の裸足&正面撮影なのに、アフタ写真はヒール靴で、やや斜めに立ち、緊張感ばりばりに立ち、ニッコリなのを見るだに、ぷぷぷ… なキモチになってしまいます。
そういう「まだしも微笑ましい」演出の妙はナニだけど、この場合、明らかに「学校側の立場が無〜い」みたいな部分ありますもんね。製作側も「よりオハナシを感動的に、ドラマチックに演出する」ことばかり考えてたのかなぁ?
このあたりの感覚って。とかく現場にいると麻痺しがちなのでしょうか? その境界線が、難しいところですよね。