『TVチャンピオン、アキバ王選手権』

noho_hon2005-09-16

いや〜〜、パワフルでしたね。見ごたえありましたね〜っ。最初の内容紹介の「衝撃映像の数々…」には、思わずプププ… ほとんど、ノリ的に秘境探訪さながら。 
さすがに、幾多の例をみてる百戦錬磨な司会者でさえ、アングリ。「ようよう、正気をたもってる?」姿に、大笑いしてしまったのでした。
とくに、マニアの特性。「いったん“語りスイッチ”が入ると、止まらない」図を、解説テロップをまじえつつ、早送り映像で軽妙に見せたり、実にタイミングよく、その種の用語と独特の絵文字が踊る演出(!)には「…やるぅ…」。
個人的には、憧れの存在(とくに、人気声優さんや美人メイドさん)を前。完全に理性崩壊して、メロメロになってる図とか、あまりにも突き抜けた彼等の情熱を、オタキングこと、岡田斗司夫が「極力、一般人にも分かるよう解説(というより、ほとんど通訳)」してた努力が可笑しかったのでした。
最終決戦の「テリトリーが違う人々を変身させる」のも、企画の勝利!な感だったし。(変身後の、会場の熱気と、犠牲者?の冷めた目が、なんとも好対照)
でも、考えようによっては、かつて、三人娘や、ピンクレディに夢中になってた方々も、おニャン子(テキトーに「おニャンコ」と入力して検索したら、トップに「もしかして: おニャン子」と出てきて、ビックリ)に夢中だった層も
用語やディテール、手にするお道具や、手段が違うだけで、中身は一緒。「それ以外の人」の目から見たら、そういう風に映ってたのかな?と、考えさせられるものがあったです。
だって、現代の青少年にとっては、原体験がアニメですもんね。(アニメとゲームに無縁な青少年っているでしょうか?)そう進化するのは、火を見るより明らかだわっ
だけど、濃ゆさ、というか、アングリ度。突き抜け指数の大きさ、という意味では、「キティちゃん通選手権」と双璧なものがあった… かも