スープカリー、大ヒット

あさぎさんの『美的生活』の、この記事★を読んで以来、ずっと「…食べてみたいなぁ…」と心に常駐しつつ、憧れ続けてたんですが、ようよう昨晩、念願が叶いました。やた〜っ！
本当に“新鮮な美味しさ”…　まさに、うまうま状態。食卓に「これはイケるっ！」「もっと、御飯を！」の声が響き渡った、のでした。
思えば、大阪で勤めてた頃。周囲にオリジナリティ豊かで、マニアなお店（！）が沢山だったので、選択肢が、じつにバラエティ豊か。中でもマンションの一室で営業してた、さらさらカレー（と、私達は呼んでいた）のお店にリピーター続出。
特に暑い日、疲れた日は、ふつふつと食べたくなり、「今日なんか、そろそろ…」「うんうん、大賛成っ！」と、OL仲間一同。「あ・うん」の呼吸で、すいよせられるように階段をのぼった記憶あります。（いつも、満員御礼）
サラリーマンの方など「生卵を落とす」オプションに、人気が集まってましたが、それとは微妙に、盛り付けと、食べ方の順序が違うせいか、食感がうんと「…新鮮！」でした。
そのショップのカレーは、あくまで、一般カレーのバリエーション風だったけど、このバージョンは、完全に別に皿にして「御飯をすくって、その都度、スープに浸して食す」部分が斬新。
でも、「ただ、それだけのこと」で、これだけ「食感が別物になろう」とは！　改めて、奥が深いものですね。…しみじみ。
唯一、反省点としては…　はじめて作ってみた関係。レシピ通りに作り、普通のボウルを準備したら、と〜んでもない！　１人前のスープの分量が「かぎりなく、ラーメン鉢サイズ」なのに、あわあわ…　でした。
御飯も、普通に炊いたら、全然、足りなかったし。このあたり、次は（盛り付け、等々にも）改善を試みたい部分です。
早くも、次のリクエスト殺到！に人気のほどがしのばれますね。

土砂降り！

それにしても、昨晩の雨の凄かったこと。
夕方より、遠くからゴロゴロと微かな雷鳴が聞こえてきた時は「…まさかね…」だったのですが、短時間に途方も無い分量、降ってこようとは！
どうやら、一時的とはいえ、距離の長い電車はストップするわ、新幹線まで止まるわ。帰宅したダンナさんも「道路が、完全に川になってたよ」とのこと…　今朝の新聞（地方欄）を見ると、横浜中心部の地下街でも浸水騒ぎがあった、との噂には、ビックリ。
唯一、救われるのは、連日、熱帯夜続きだった分。「少し、涼しくなった…かな？」って部分がホッ…ですが、さてさて、じりじりと接近しつつある台風は、どのような影響になることやら。

『七年目の浮気』

映画史上に残る名シーン。地下鉄の風で、スカート、ぶわ〜っ！が、あまりにも有名なこの作品が、思いっきり、すちゃらかなオハナシとは知りませんでした。
妻子がバカンスで開放感、な生真面目氏の元に、思いがけず「上の部屋を、友人の留守中だけ借りてるのぉ♪」って、謎の美女が登場。
根は、きわめて小心なのに、職業柄（むふふ系出版社、勤務）想像力だけは、ふんだん。その分、妄想炸裂。その、デヘデヘ＆「いかんいかん」なオタオタ加減と、彼女の徹底した能天気さのコントラストが、笑えます。
とにかく、マリリン・モンローの可愛さ、大爆発！　「その魅力が、あますことなく引き出されてる、最高傑作」と評されるのが、よ〜くワカル気がしました。このあたり、ビリー・ワイルダー監督の眼力と才覚に脱帽。
噂によると、彼女は本格・演技派になりたかった模様ですが、それは他の誰でも出来ること。この役と存在感は、まず「彼女しか不可能！」です。いまでも、世界中のスターを思い浮かべても、このリメイクが可能な女優さんは、ちょっと思い浮かばないほど。
改めて、こういう世界における、資質と役割の関係…　「（当人の）欲しいものの、やりたいこと」と「周囲の期待」のギャップについて、考えさせられますね。
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あさぎさんの『美的生活』「スープカリー」
『Quante teste tanti pareri.』「七年目の浮気」